今更ですが・・・映画『紀元前1万年』

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スペクタクル映画「紀元前1万年」(監督ローランド・エメリッヒ



誰も見たことのない世界は、「過去」にあった。


「睨んでるタールマン」と「ネアンデルタール人」をかけた次は、

その後に出現する「クロマニヨン人」・・・・

先日もちょこっと紹介してました映画「紀元前1万年」です。



ご存知「インディペンデンス・ディ」「デイ・アフター・トゥモロー」の

ローランド・エメリッヒ監督のスペクタクル最新作ですね~・・・


なんとか公開中に観れました・・・・・いまいちヒットしてないようで、もうすぐ

終わりそうです・・・(汗)


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<ストーリー>

時は遥か遠い昔、予言と神々、精霊と巨大なマンモス”マナク”が支配した時代

雪深い狩猟民族”ヤガル族”は、1年に一頭だけこの地を訪れる”マナク”を狩って暮す質

素な部族・・・

物語は、その”ヤガル族”の未来を見通す巫母の予言に沿って進んでいきます。


マンモスハンターの長の息子”デレー”は、巫母が「部族を救う」と予言し、

森で発見された青い眼の少女”エバレット”と子供の頃から惹かれ合います。


そして、青年になった彼は、やっとやって来たマンモスハントの時に見事

マンモスを倒し、めでたく二人は結ばれるかと思いきや・・・・


村を襲った”四本脚の悪魔”と呼ばれる者達によって、”エバレット”等数人の若者がさらわれ

数人の仲間を率いて追っていきます。


途中のジャングルでは、巨大な恐鳥に襲われ、”牙”と呼ばれるサーベルタイガーと

出会い、やはり”四本脚の悪魔”達に村を襲われ、仲間をさらわれた別の部族と共に

最果ての地へ・・・・・”デレー”こそ伝説の英雄だったのだ。



そこは、巨大なピラミッドがそびえ、神が支配する文明の地・・・


連れてこられた人々は、”マナク”共々、奴隷としてピラミッドの建設に携わっていた。


そして、エバレットは・・・・・



結末は、まだ観ていない人のために内緒です・・・ m( ̄ー ̄)m ゴメン







なかなかスペクタクルで面白かったですよ

期待以上ではありませんが・・・・・( ̄◇ ̄;)


この時代の物語は、なかなか難しいのか映画では少ないですよね。

恐竜100万年」とかは、かなり無茶苦茶な時代考証でしたが

子供の頃は、ワクワクして観てました。


ともかくロケーションが凄く、雄大で美しく感動します。

まさに、誰も見たことのない世界・・・・それだけでも、大画面で観ないとって

感じですよ。・・・・って、それだけかい?

砂丘の向こうに流れる河に浮かぶ赤い蝶の翅のような帆を張った船・・・ドキッとする

美しいシーンです。



キングコング」の時の恐竜の群れの暴走シーンは、ギャグになってましたが

こちらのマンモスの群れの暴走は、狩りのシーンともう1箇所(秘密?)

緊張感・重量感もあって、なかなか迫力あります。



それと恐竜は出てきませんが、その進化系である巨大な鳥”恐鳥”

多分「フォロラコス」あたりかと思いますが、

すばしっこくて、ある意味恐竜より怖い存在ですね・・・クチバシが怖い~!



そして、サーベルタイガー・・・・最初の登場シーンを見届けるとトイレへ立ってしまい

・・・残念ながら、その次の襲撃シーンが観れませんでした・・・( ̄◇ ̄;)



登場する「クロマニヨン人」達は、ドレッドヘアーでなかなかオシャレです。


主役の二人も魅力的ですね・・・特にカミーラ・ベルがエキゾチックな雰囲気で

素敵でした。

欲を言えば、あのラクエル・ウェルチとまではいかなくとも

もう少し露出度が欲しいかな?・・・・とオヤジ的希望ですが・・・・*1


砂漠の巨大ピラミッドは、本当にセットを作ったらしいので

やっぱ壮大な感じありますよね~・・・・どうだ凄いだろ~って!

そこにマンモス・・・面白いアイデアですが、暑さでバテバテで可哀相・・・

って、いったい何処なんだここは・・・・みたいな気はしないでもないですが

こういう映画は、フィクションですからいいんです。

なんでもあり・・・なんです。




内容的には、淡々と進行していくんで、ちょっと物足りない部分とか

移動距離が長いので、砂漠をあっさりと横断しちゃった~・・・とかありますが

未来物とは、一味違う壮大で楽しめる娯楽作品でした。


実写でこういう時代を旅するのは、ワクワクします・・・・

映像化してくれた事だけでも満足ですね

とにかく、現実を離れて、2時間のタイムトラベルを楽しみましょう・・・


エメリッヒ監督の次回作は、「ミクロの決死圏」のリメークだそうですから、

今度は、体内巡りをたっぷり楽しませて欲しいです。

*1:;^┰^