ゴーデンウィーク中に娘と観たのが・・・これ
ファンタジー映画「スパイダーウィックの謎」
原作は、絵本作家”トニー・ディテルリッヒ”とファンタジー作家”ホリー・ブラック”
の共作「スパイダーウィック家の謎」
・・・といっても、読んでいませんが・・・・
の天才子役”フレディ・ハイモア”
対照的な性格の二人をしっかり演じ分けています
話は、大叔父”アーサー・スパイダーウィック”が80年前に書き残し、封印した
妖精の秘密を語る「妖精図鑑」を80年後にこの屋敷に引っ越してきた家族の一人
ジャレッドが屋根裏部屋のチェストの中から発見し、封印を解いた事で始まり・・・
双子・姉の3姉弟と家に住み着いてる妖精:ブラウニー(シンブルタック)と
世界征服を企む凶暴な妖精:オーガー(マルガラス)率いるゴブリン軍団が
封印のとかれた「妖精図鑑」を巡って、
戦闘を繰り広げるという内容です。・・・・超おおざっぱです
魅力は登場するユニークな妖精キャラクターで、
その妖精(CG)を手掛けたのが
「スターウォーズ」などでお馴染みのILMとティペット・スタジオ
フィル・ティペットといえば、あのハリー・ハウゼンのモデルアニメーションに魅せられ
「スターウォーズ(帝国の逆襲)」のトン・トーンやAT-ATウォーカー
「ニューヨーク東8番街の奇跡」「ロボコップ」シリーズなどで、
ストップモーション・アニメ(ゴーモーション)を手掛け
「ジュラシック・パーク」でCGの恐竜たちを蘇らせた人物
それだけでもこの映画を観たくなるのが分かりますよね
ILM側が担当したサイクロプス風凶悪妖精マルガラスの迫力
二重人格的妖精シンブルタックの細やかな表情や動きの変化
ティペット側が担当した、ホグスクィール(ホブ・ゴブリン)のとぼけた感じとか
ちょっと”クリッター””グレムリン”を連想させるゴブリン軍団なども面白い。
他にも花妖精スプライトなどたくさんの妖精が登場します
内容的には、屋敷と周辺の森という限定されたシチュエーションという事もあって、
ファンタジー大作と違い、割と身近な恐怖や不思議な世界という感じで
スピード感のあるハラハラドキドキの追跡シーンもあり~の・・・
グリフィンに乗っての飛行シーンは”ネバーエンディング・ストーリー”のような
懐かしさもあり~の・・・・
ラストはちょっとホロリとさせ~の・・・・
ファンタジー映画のいろんな要素が詰め込まれ、楽しめる作品でした。
「アーサーとミニモイの不思議な国」も好きな作品で、特に人形的なキャラが
気に入ってますが・・・・
この妖精キャラは、自分の中の妖精のイメージとはまた違った感じがして
面白いですね・・・
ただ、マルガラスのような怪物(妖精)をもっとじっくり見たい気がしますね
最近のCGキャラってどうもスピードが速過ぎる気がするのは
歳のせいかな・・・・・
日本の妖怪もガンバレ~!!