カンカラ堀?(長岡市の蔵王堂城跡)

あれれれっ!
 
お堀の水が・・・・ない~????
 
 
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歩いているのは、娘ムジナです・・・・( ̄∇ ̄;)
 
 
先月のお盆の墓参りに長岡へ行って来ましたが、
 
その際、実家近くの蔵王金峯(きんぷ)神社へ・・・・
 
 
すると、蔵王堂城跡のお堀の水がなくなっていたので(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
 
 
こんな状態は、初めて見ましたよ~(*´ω`)
 
もちろん、猛暑で干上がったわけでは・・・ありませんョ
 
 
上の写真は、L字型のお堀の東西方向(西側から見てます)
 
 
下は、東の端から南北方向
 
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橋の向こう側の堀は、昔のままの状態で保存されてます・・・・
 
子供の頃は、その先も森だったんですよね~
 
 
さて、何故カンカラ状態か・・・・・ですが
 
長年の滞った水を綺麗にする為の「しゅんせつ工事」の最中でした。
 
 
今日の新潟日報に関連記事が載ってまして、
 
すでに完了したようで水が張られた写真でした。
 
 
 
一ヶ月以上をかけて、水を汲み上げ、50cm程に堆積したヘドロをかきだし、
 
井戸を掘って、排水設備や循環ポンプなどの整備をしておったようで
 
少人数でとにかく大変な作業だったそうです・・・・
 
 
 
この日は、「蔵王堂城史跡を守る会」の方に頼んで、娘と一緒に
 
中に下りさせてもらいました。
 
 
こんな状態はもちろん、堀の中から外を見る・・・・・・・ちょっと、不思議な気分?
 
まさにはじめての経験でしたよ・・・・ *1
 
 
子供の頃は、水もきれいで石垣もなかったので、
 
浅い場所には、普通に長靴で入ったりしてましたし 
 
 モリアオガエルをはじめ水棲生物もたくさんいました。
 
 
もちろん残った水の中には、ウシガエルのおたまじゃくしやフナ、ザリガニなどが
 
のこっているようですが・・・・・(地中深く逃げ込んでいたのが、出てくるらしい)
 
 
でもって、こんな幼虫も発見♪
 
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お尻の角がかわいい、スズメガの幼虫
 
蛾ではありますが、堀の外へ・・・・娘の手によって、退場願いました♪
 
今頃は、サナギになってるかも?
 
 
 
とにかく、史跡や自然を守るのも大変な苦労があるようです
 
 
 
記事にするのがすっかり遅くなってしまいましたが、
 
貴重な体験ができましたョ・・・・m(_ _*)m
 
 
 
史跡紹介: 『ザ・登城』
 
 
 
 
(堀に関しての追記)
 
30年程前に行われた発掘調査の結果だそうです
 
当初の堀は基盤の砂礫層を掘って作られ,
 
堀底が箱状(凸状)の箱薬研堀であったと推定されていて、
 
堀は幅19.3m、深さ3.5m、底幅11.3m
 
 
幅も広く、かなり深いですね・・・・やはり、かなり埋ってしまってるんですね
 
 

*1:;^┰^