(15×15cmの紙使用・・・雪の上に置いて撮影)
またまた、折り紙作品!
「カブトガニ」(フック付き)です
これも、5年位前の作品
(本物も産まれて5年位でこの位のサイズかな・・・・?)
生きた化石「カブトガ二」・・・・大好きな生物です
とにかく、姿がカッコイイ!・・・グッドデザインです
カブト虫も好きですが、剣尾の直線と体の曲面のバランスがなんとも素敵です。
この剣尾は、裏返しになった状態から元に戻る時に使います。
それをシンプルに折ったのがこの作品(「カブトガニの剥製」の記事の中で書いた)
何種類か折ってますが、すっきりしていて1番気に入っています
ちょっとメカニック的な感じもします
市販の15×15cmの紙で折ると、体長13cm位のサイズになり
立体ものとしては、かなり効率のよい作品かな・・・
慣れれば比較的小さな紙でも折れます
ただその分、脚の数が前脚の2本だけになってしまってますが・・・デザイン性重視?
(12本の脚を折り出すなんぞむずかし過ぎて・・・とてもとても・・・)
内側がアーチ構造になっていて、意外につぶれにくいのも特徴です。
(7.5×7.5cmの紙使用)
脚の数が少ない代わりにその前脚がフックになっていて、グラスの淵などに
引っ掛ける事ができます。(グラスマーカーと言うらしいですが)
本来の胸脚の数は、6対(12本)で、
オスは、前脚の2本でメスにしがみ付きます。
まさにフックですな・・・・?そのまま、ズルズルと引きずられてたり・・・(笑)
これを女性のグラスにかけたら、ラブサインとか?
メッシュの折り紙で折ったものに
古典の伝承折り紙の「蟹」をアレンジして(10本脚)、内側に貼った
日本の「カブトガ二」が世界最大です
カニと名前が付いていますが、クモやサソリに近い仲間で、2億年かけて進化して
2億年も前から、つまりジュラ紀・恐竜の時代からこの姿のままですから
いかに、地球の環境(干潟)に適応しているかが判ります。
恐竜時代の生き残り!まさに太古のロマンです
人間が2億年進化したら・・・・どんな風に?
とにかく、不思議で魅力的な生物です!