我が家では、風呂掃除と食事の後片付けは数年前からワイの担当になってます
何故か・・・・それは、
家内の腕の具合が悪いからなんですが・・・・・
それはそれで、今回の話とは全然関係ありません
さて、いつものように食器を洗おうと流しの前に立つと
食器の中に・・・・変な顔があるではないですか
しかもそれが、ワイが東京で一人暮らしをしていた時に遭った
「金縛りの怪物」の顔にチョット似てるんですよ~
こんなところで再会するとは・・・・・って別に会いたくもないんですが
でその時の話をしようかと思います
季節が何時ごろだったかも定かでない位昔の話ですが、
世田谷の四畳半の部屋に、彼女が泊まりに来ていて
二人並んで寝ていると・・・・・入り口のほうで微かに泣く猫の声がしました
次第に近くなってきて、自分でも変だな~って気がして
入り口の戸を横目で見ると・・・・あれっ!少し開いてる・・・閉めなくちゃ~
って思ったのですが・・・・すでに金縛りの状態で動けないのです
と次の瞬間・・・・何か白い物体がその隙間からサーッと・・・入って来て
ワイの体の上にのっかると、片方の手で首を押さえつけました
猫かと思っていたのですが、全く違う生き物です
全身が真っ白い毛で覆われ・・・ゆっくりと顔をあげると
少し禿げ上がった額に無数のシワがあり
深遠の闇のように真っ黒く吊り上った大きな眼
大きく引き裂かれた口がゆっくりと笑うかのように開きます
全身に脂汗が噴出すも全然体は動きません
隣の彼女は、ぐっすりと眠ったままです
すると横に寝ていた彼女に気づいたのか
シワだらけで黒く長い爪で人間のような手を彼女の方へ伸ばしました
ワイは、こいつが彼女に獲りつこうとしてると感じて
必死の力を振り絞り、大声で叫びながら奴を跳ね除けました
・・・・気がつくと彼女が不思議そうな顔でワイを見てました
さてあれはただの悪夢だったんでしょうか・・・?
では・・・そのキッチンで見た「金縛りの怪物?」です
思わず笑ってしまいましたか・・・・?
全然可愛いでしょ・・・・だいぶ違ってましたね(笑)
正体は、プルーンの種と酢醤油でした・・・・汚れ物でスイマセン(冷汗)
最初、種が垂れ眼風になってましたのでチョット吊り眼に変えました
でも、金縛りの話は本当ですよ・・・・・超怖かったです。