こちら最近出版された「深海魚」の本です・・・・
特異なパーツごとに260種の深海魚を分類・解説
いわゆる深海魚図鑑なんですが、
なんとほとんどが生体標本の写真で紹介されています
かなり生々しいですよ~・・・・・
その異様な姿は、まさにモンスターですね
深海魚に関するコラムも面白いです
ちなみに、先日紹介した「・・・・ハダカ」の事も載ってました
あそこであげた種類が全部載っているわけではありませんが・・・・
やはり「ハダカ」とつく魚は、非常に多いとの事で、
ハダカイワシ科だけでも85種類いるそうですから・・・・・・
表紙の不気味な魚は、「ラシオグナサス アンフィランファス」という長い名前
水深1200メートルに棲息するサウマティクチクス科の魚だそうです
体長の60パーセント以上が頭部・・・・・2頭身もない
「泳ぐ頭、もしくは顔」といってもいいでしょうね・・・( ̄∇ ̄:)
アンコウなどのように竿の先のルアーが発光して
近づいてきた小魚を捕まえるタイプの魚・・・・しかしグロテスクな容姿ですね
和名がついてないのは、日本では発見報告がないからのようです
まるでイノシシのようですね~・・・( ̄ロ ̄lll)
でもサイズは、16センチほど・・・・・小さなモンスターです
もし技術が進歩したら、家の水槽でも飼えそうなサイズかな
とにかく、特殊な機能を持った生物がいっぱいいるんですね
見ているだけで、ワクワクしてしまいます
水深3000メートルから6000メートルだけでも、深海底と呼ばれる
地球の表面積の半分以上を占める、勾配の緩い海底ですから
まだまだ、見たこともない生物がいるのかもしれませんね~
折り紙イラスト:「深海宇宙」(2008)