”放射性廃棄物”という怪物

現在、原発事故の現場で作業にあたっておられる方々が、
 
1日も早い復旧のため・・・頑張っておられる事に感謝します
 
 
 
”モンゴルに核処分場を計画”・・・
 
このニュースを見て・・・唖然?・・ショックをうけました
 
経済産業省と米エネルギー省と共同で、使用済み核燃料などの世界初の国際的な貯蔵・処分施設をモンゴルに建設する計画を極秘に進めていることがわかった。
 
 
 
確かに核燃料や放射性廃棄物の処分に関しては、問題が山済みのまま・・・・
 
2035年までに国内に最終処分地を選定する・・・・
 
そんな余裕があるのか・・・と疑問になる
 
しかも、ウラン燃料の確保まで狙っているとは・・・・・・
 
 
単なる「廃棄物」と「放射性廃棄物」では、そのリスクは雲泥の差
 
 
この方の文章を見ると、この記事の内容が更によく理解できる
 
足達英一郎:氏
株)日本総合研究所 主席研究員 ESGリサーチセンター長
環境問題対策を中心とした企業社会責任の視点からの産業調査、企業評価を担当。金融機関に対し社会的責任投資や環境配慮融資のための企業情報を提供。
 
放射性廃棄物の現実と向き合わなければならない・・』
 
まさに、これが現実・・・・!
 
 旧政権が放置してきた問題でもある
 
 
処分場の開設は、2018年までに・・・・だったはずが
 
2035年までに延長されている・・・・???
 
 更に20年近く先延ばし・・・???
 
しかも、開設ではなく、選定ですよ・・・・・・1段階後退???
 
 
その頃には、処分の技術も進歩しているかも・・・・
 
自分たちは、この世に存在しないし・・・・
 
 
まして、地震国である日本の国内では、
 
処分場の条件に当てはまる場所など存在しない
 
国内での処理、処分は不可能だという事なのだろうか・・・・?
 
 
 で、共同での第三国での施設建設計画・・・・しかない
 
 
 
そこまでして原発固執するのは・・・・?
 
 
 そこにまた莫大な税金が注ぎ込まれ
 
それでまた一部の人間が一儲け・・・・
 
なんともひどい話では・・・・??
 
 
 
そのお金をもっと自然エネルギーの開発に使うべきだろう
 
いや、そうするべきだった・・・・でもあります
 
 
確かに現時点でのソーラー発電や風力発電は安定供給にはつながら
 
ない・・・
 
しかし、開発が加速し価格も安くなれば、各家庭での普及率も増え
 
一般家庭で使う電気を自分たちで作り出せる・・・自給自足に近づく
 
 集合住宅の屋上や非常時の避難場所にもなる学校、病院、公共施設には
 
スペースもあり、当然設置が必要なはず・・・
 
 
 
反面、電気が一般家庭で簡単に作り出されては困ってしまう方々も
 
存在するわけで、”そちらに開発費が流れては困る・・・”
 
 
もっと原発を推進せねば・・・・・なのでしょうか・・・・・??
 
 
頭の悪い自分でも、そんな風に推測してしまう
 
 
 
確かにどんなエネルギーにもリスクが存在するだろう
 
 
しかし、すでに核廃棄物という
 
とてつもないリスクを生み出し続けている事実
 
 
これは、とんでもない怪物・・・・・・ですよ